2015年1月31日の記事

最近、大人の矯正相談があるとすぐに顎変形症ではないかと疑ってしまう。

今日の相談は23歳女性、主訴は出っ歯のだった。

出っ歯と言ってもオーバージェットは少ない。それでも口元は出ていて閉じにくそうだった。

でも、その程度では顎変形症としての矯正治療は考えられない。

多分、上下顎の小臼歯抜歯で治療していくことになる。

すでに近隣の矯正歯科医で、相談が済んでいるとのことだった。

矯正治療を始める前に何件か相談た方がいいということで当クリニックにも来院されたようだ。

すでに矯正専門で聞いてきているのでそんなに変わった話にはならないはずだ。

しかしそこで保定の話は聞いていなかったようだから、そのことについて説明した。

その話の中で相談者から、上顎だけで治療はできないのかと問われた。

そういう質問はよくある。その時の説明としてよく使う言葉は「矯正治療は歯並びを治すだけでなく、咬み合わせ、口元を治すんですよ」そんな言い方をよくする。

その話をして上顎だけでの治療では思うようにいかないと説明する。

そのこともすでに前に矯正歯科医で聞いてきているようだった。

さらに何軒か相談に行くのかもしれない、どこが選ばれるだろうか。

矯正相談

｜ブログ｜2015年1月｜17:30:03