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2015年8月31日の記事

下顎両側第一小臼歯先天欠如2015/08/31

今日の再診断は13歳女子、初診は5年前だった。

舌癖を伴う上顎前突で混合歯列期の間、さまざまな装置を使い、治療に努力をしてきた。

多少は良くなったが、マルチブラケットによる仕上げ治療が必要な状態だった。

その患者さんは、初診時から、下顎の第2小臼歯が先天欠如である事はわかっていた。

だから今日の診断の時点でも、下顎両側第2乳臼歯は残存していた。

この乳歯の幅は10ミリある、そして、下顎に叢生は無い。

そうなると、この乳歯を抜くと、その隙間をとても閉鎖できない。無理に閉鎖しようとすると、下顎前歯が後退して上顎前突が治らない。

この乳歯は、まだ動揺はしていないが5年前のレントゲン写真と比べると歯根は明らかに短くなっている。

上顎前突の治療のため上顎左右第一小臼歯を抜歯しなければならない。

そして下顎は乳歯を残したまま、治療すれば、ほどほどに治るだろう。

しかし、明らかに短くなっていく乳歯を残して、目先の治療を終えてもいいのだろうか。

そんな時、浮かんだ案は上顎で抜いた第一小臼歯を下顎の第二小臼歯部に移植できないものだろうか。

そんなことを考えた。うまくいけば症例報告だろうけれども引き受けてくれる口腔外科があるだろうか。また、患者さんは了解してくれるだろうか。

今日はそんな話までに止めた。

治療について

 

 

 

ブログ2015年8月|19:30:24

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