2012年9月14日の記事

最近、遠方の矯正歯科医院で治療された患者さんの応急的な治療を引き受けるケースが数件あった。

今日は、下顎前歯舌面に貼りつけてある固定式リテーナーがはずれていたケースだった。

他医院で治療されてケースは患者さんが直接依頼しても引き受けない矯正歯科医院が多いようだ。

私だって、引き受けるに当たってはちゃんとした引継書と資料がほしい。しかしそうもいかないことが現実には時々ある。

今日のケースではだいぶ長くﾏﾙﾁﾌﾞﾗｹｯﾄによる治療をしていたようだが、抜歯空隙が半分近く残っているところもあった。とても私には保定に入る状態ではないようにみえた。

通常ならば治療継続の依頼をする状態ではないかと思えた。

しかし患者さんも納得して装置をはずして保定装置を付けたのだろうからそれはそれでよいと思う。

しかし、当院として保定の管理をその状態から引き受けるわけにはいかない。

今日は、困っている固定式のリテーナーだけ接着して、終わりとさせてもらった。

治療について

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