昨年7月に7歳の女子は指しゃぶりで相談に来た。
まだ上顎は中切歯がはえてきたばかりで、通常、指しゃぶりをやめて経過観察する。11月月には側切歯がはえ始めて、かみ合わせが深くなってきた。
しかし相変わらず指しゃぶりは続き、そこにできた上下切歯間に舌癖が出てきている。
矯正治療の検査にはふさわしい時期になってきたので、今日検査を行った。
結果は次回の診断でお伝えするのだが、開咬よりも上顎前突の様相がはっきりしてきた。
母親は舌の癖を治す装置だけで治らないかと期待しているようだが、それだけでは済まないのかもしれない。
指しゃぶりはよく見かける癖だが早期に止めさせることが必要なことだ。