
既に二人の来月の手術予定の患者さんが決まっている。
今日は更に一人、加わる事になった。
手術前には検査を行って、外科後のシミュレーションを行う。
頭部のCTレントゲン写真は手術してくれる病院で撮影してDVDでくれる。
当クリニックでは顔面写真と口腔内スキャナーのデータが必要となる。
診断前に分析ソフトドルフィンに入力して上下顎を何ミリ、どのように移動するか。
その結果どの程度に咬合が変わり、それにともなって顔貌が変わるか。
それに基づきサージカルスプリントを製作する。
このながれで年間10人は手術前の準備をしている。
なかなか面倒な作業だが、役にたっていると思う。
静岡医療センターでの最初の手術では咬合器を使いサージカルスプリントをつくった。
それに比べドルフィンも面倒だが、なかなかよいことができる。
素晴らしい機能があるようだが十分使いこなしていないようだ。
それでも使い始めよりかなり熟達して手術に役立っている。
7月、6月にも高校生が4人手術を受ける。忙しくなる。