毎日の診療で気付いたこと

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歯周病と矯正治療

半年ほど前に一般歯科から歯周病患者の矯正治療の依頼を受けた。

下顎前歯部にマルチブラケットがつきパワーチェーンでの閉鎖を試みられていた。

しかし、それではうまく他の人ができないだけでなく、動揺が起こりその保存も難しくなりそうだった。

そこでマルチブラケットははずし、保定と移動を兼ねるようなものを考えた。

少しの歯の移動のときには当クリニックでも時々使っている。

クリアリテーナーの素材の薄いタイプで作業模型をセットアップしてそれを着用する。

それは多分インビザラインと似たようなことになるだろう。

しかし、インビザラインなんて言われるはるか前から使っている。

それを2週間位の間隔で繰り返し半年ほど経った。

今日は下顎の前歯はスペースがなくなったので一般歯科の先生に連絡し診てもらうことになった。

昨年60代の女性の歯周病患者の仕上げに使ったが良好な結果を得ている。

歯周病で動揺がある時にはこのような治療方法もありかと感じている。

治療について

 

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