毎日の診療で気付いたこと

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セカンドオピニオン

今日の初診相談は3人、そのうち1人はセカンドオピニオンだった。

17歳女性、すでに動的矯正治療は終わり、リテーナーが装着されていた。

矯正専門医で治療を受けているため、初診時の資料や経過の資料を持ってきた。

現在の状況は、ガミー、オトガイ部後退が気になっている様子だ。

しかし、初診の写真と比べると、とっても良くなっている。

矯正治療の限界程度まで良くなっているように思えた。

それでも不満があるため、セカンドオピニオンのような形で、私のところに相談に来たのだろう。

私はその矯正歯科医の診断、治療方針、全く問題はないと思う。

そして現実に、上手に治療が終わったといってもいいのではないだろうか。

それなのにそう言う不満を抱かれるのはなぜだろう。

話の内容からするとコミュニケーションがうまく取れていなかったようだ。

要するに、質問に対する答えが患者さんの納得のいくようになっていなかったのだろう。

それはなかなか難しいことだと私は思っている。

そういう事にはできるだけ努力しているつもりが、どこまで患者さんに理解してもらっているのだろうか。

もう一つの問題として、人間対人間で気が合う合わないと言うものありそうな気がする。

そんな中で出来る限り患者さんの満足する結果になるように努力していきたい。

矯正相談

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