毎日の診療で気付いたこと

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転居と矯正治療

午後の矯正相談は8歳の女の子主訴歯がでる隙間が足りないということだった。

母親から今年4月に千葉県から転居してきたということを聞いた。

しかし、昨年の夏より前の住まいの近所の歯科医で床装置を入れたという。

しかし、その装置は現在使われていない。

そして、特にその歯科医院から治療継続依頼ということも行われていないのだ。

その母親は装置を装着することは重視しているようだが、調整することがなければ価値がないという感覚が薄いようだった。

上下顎歯列スペースの不足は著しく、さらに上顎前突もある。

そして、5年に1度は転勤になるという。

その話を聞いた時、永久歯になるまで待って5年間いるところで、マルチブラケットによる抜歯ケースとして使用するのが適当だろうと考えた。

はたして私の説明で理解し、そのようにするか、それともこの時期に何かをしなくちゃと、考えて歯列の拡大ばかり考えるところに相談に行くか。

無駄なお金を使わないで能率的な矯正治療を受けてほしいと思う。

矯正相談

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