毎日の診療で気付いたこと

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岩手医大静岡県支部の総会

一昨日の土曜日四時より岩手医大静岡県支部の総会に参加した。

毎年、静岡県の同部中部、西部で順繰りに開催されている。

いつもは新幹線が止まる三島で開催されるのに、今年はうまくホテルが取れなかったようで、沼津のコンベンションセンター ヴェルデで行われることとなった。

そこは沼津駅のすぐ東隣で診療所からも自宅からも徒歩3分くらいの近さだ。

だから参加しないわけにはいかない。

さらに数年前から役員もやっているので、 2次会の予約なども担当した。

まずは総会であるが、その後に講演会がある。

その講演会には盛岡から二人の教授をお招きして、決められたテーマで講演していただく。

今年は「痛み」についてだった。

1人は薬学部の教授でプラセボについて、もう一人は医学部の癌末期の緩和ケアについての講演だった。

私は最後の総合討論の司会を任された。

司会席についても何も反応もないので、私が日ごろ使っている矯正の痛みに対するの鎮痛薬について質問した 。

矯正治療は炎症反応により違うので、炎症を抑えない形での鎮痛薬が望ましい。

講演者の教授の先生方のお答えは日ごろ使っているカロナールだった。

それはよかったのだが「鎮痛作用が弱いでしょう」と言う質問をした。

そしたらそれにはなった するような意見が会場からも聞こえた。

そのカロナールは比較的副作用が少ない安全な薬とされている。

だから効かない場合は量を増やせばいいってそんな答えがあった。

そうだったのか、と納得した。

矯正歯科は日頃あまり薬を使わないのでそのことだけでも良い勉強になった。

早速、今日処方量を増やすことにスタッフと決めた。

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