毎日の診療で気付いたこと

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保険講習会

昨日、日本臨床矯正歯科医会静岡支部と北関東支部で合同の健康保険の講習会が東京で開催された。

私は一昨年保険の個別指導と呼ばれるものを受けている。

その会合で、その経験を発表ことになっていた。

保険診療に詳しい先生が1人1時間ほど講演してにして、他に個別指導を受けた先生が2人発表した。

それに引き続き、私が発表した。

静岡支部は、現在八名、明日は北関東支部はそれより多いものの数は20名そこそこぐらいと思っていた。

それが50名を超えるかと思うような人数になっていた。

どうやら他の支部にも声をかけてそれに応じた先生が集まっていたようだ。

個別指導というのは名目は適切な保険診療を行うための指導なのだが、実際は請求点数を少なくさせる手段のように思われている。

矯正治療を行っていると、どうしてもひと月あたりの平均点は高くなってしまう。そうなると自動的に個別指導に呼ばれてしまうことになる。

しかし、悪いことをしているわけでもなく、やむを得ず高点数になってしまうので、堂々とその指導を受ければ良い。

しかし相手は役人、いろいろと形式が整っていないところを突いてくる。

われらにとって、日々の診療は大事にしても、そんな形式を整えるのは重要と考えていない。

しかしそれでは指導は通らない。

そこで私は、パソコンを利用してカルテや必要書類の形式を簡単に整えて指導に臨んだという話をした。

自分の作ったパソコンソフトを少し紹介したがあまり反応がなかった。

しかし今年の1年後輩が使ってみたいというような声がかかった。

どのように役に立つのかわからないが、一緒にソフトを向上させていきたいものだと思っている。

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