毎日の診療で気付いたこと

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新患は高校2年生

高校2年生の女子が、矯正相談に来院した。

ケースは上下顎前突 、既に3年ほど前に矯正専門医から抜歯による治療でなければできないと言われていたという。

その抜歯がいやで今までためらってきたが、いよいよ抜歯を納得して当クリニックに相談に来たという。

しかし今は高校2年生、 2年生といってもほぼ終わりだ。残り高校生活は1年しかない。

1年間では仕上がる治療では無い。

そこで進路を聞いてみると、東京に実家があって、高校卒業すると東京に行くという。

そこでどうしたらよいか考えてしまう。

この1年間はごく近所の高校だから通院には非常に便利だ。

しかし一年では仕上がらないので、その先どうしようかということになる。

東京なら知っている人も多く依頼先も見つかりやすい。

しかし依頼すると東京では料金も高いだろうし、専門医に依頼しても、治療の継続がスムーズにはいかないこともある。

東京と沼津の距離感では、今までに沼津に通ってきた人もいる。

だからと言って沼津まで積極的に通わせる気にもならない。

それでは、治療開始を高校卒業してからにすれば良いのだろうか。

もし今年の夏休みぐらいに相談にきていれば、必ずそう言うと思うが、、まだ1年あるとけっこう治療も進むだろうなと思ってしまう。

そんないろんな条件をお話しして決断は本人や家族に任せるわけだが、結果どうなるだろうか。

矯正相談

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