毎日の診療で気付いたこと

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終了した患者さんの再相談

18歳の高校3年生女子が再相談に来院した。

この患者さんは上顎前突で5年ほど前にⅠ期治療を終えⅡ期治療のための再検査、再診断を行っている。

その後2年ほど、はっきりせずに3年前に終了と決めたことがカルテに書いてある。

今回の相談はプレートが壊れたので相談と言うことだった。

今までプレートを使っていたのかと驚いたが、試適してみると全く合わない。

こらでは使える状態ではなかった。

そして、下顎の位置はかなり後退して安定していない上顎前突だった。

加えて、下顎前歯が3本であるため、2期治療は抜歯ケースとなるであろうことも説明した。

しかし、高校3年性で来春から東京で暮らすことが決まっているようだ。

だから当クリニックでの治療を勧めず、東京の矯正歯科医を紹介してもよいと言うような話になった。

だから5年前にやっておいたら良かったのにと思う。

一方で今の方が顎位の安定を図ってからの矯正治療が必要だろうと考えられるので今の方が良いのかとも思う。

当クリニックなら、Ⅱ期治療と言うことで料金の配慮もししてもよいと思う。

しかし東京でやる場合には、このような事情では最初からの料金になるだろう。

どうなるか、良い治療が受けられることを願っている。

矯正相談

 

 

 

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