毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3555

口腔内スキャナーでできること

最近、口腔内スキャナーに興味をもって調べたり実験したりしている。

販売会社の3MからSTLデータを送ってもらい石膏模型の代わりに家庭用3Dプリンタで平行模型ができないか模索している。

矯正診断には診断用石膏模型が不可欠(古いかな?)と思う。

画面に映る3D模型像で診断できる日が来るのだだろうか。

若い人たちはきっと教育がその様になり、それで理解できるだろう。

しかし、長年、手に模型をもって、丁寧に扱いながら診断、治療方針を考えてきた。

その習慣はなかなか抜けないだろう。そうなると石膏模型とそっくりな3Dプリンタが作った模型が必要となる。

診断用模型は口腔内に入れるわけではないし補綴ほどの精度も入らないのでので家庭用プリンターでも可能だろう。

さらに、それで石膏模型に変わり技工ができないかとも考えている。

いいソフトに巡り会えば技工分野にもきっと役立つだろう。

そして3Dスキャナーにより長い間歴史の歯科治療の基本みたいなアルギン酸印象採得、石膏注ぎが変わるだろう。

それを早くやってみたいと思っているが、とにかく値段が高いしどの程度実用になるかはっきりしないのでのでためらっている。

 

 

 

MENU
PAGE TOP