毎日の診療で気付いたこと

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フィリピンの方の再相談

5月26日に突然、矯正相談に来た19歳の女性が今日再び訪れた。

5月に相談したときにはフィリピンで飛び出していた上顎犬歯を非抜歯で治したという。

当然だが出っ歯になっている。当クリニックにはそのことを主訴に来院した。

口腔内を診ると矯正以前のう蝕や残根があった。

若いのに下顎の第一大臼歯が抜歯されている。

その時にはとにかく矯正相談以前にう蝕や残根の抜歯が先だと言って、矯正治療はそれらが終わってからと説明した。

その方がきょうまた予約なしに訪れた。

本人は日本語が話せない、父親が通訳となる。

口腔内を確認するとう蝕の処置は終わっていた。残根も抜歯されていた。

そこで今日はやっと矯正治療の説明となった。

矯正料金と、小臼歯抜歯の説明は行った。

下顎は第一代臼歯がないので難しい治療方針となりそうだがそこまでの説明はしなかった。

やりたい気持ちは十分にあるようだが料金的な問題が解決できないようだ。

矯正歯科に携るものが矯正を第一に考えなくて言いとは言わなかったが、フィリピンからきてまだ日本語も話せない。

そんな時期に矯正治療を考えなくても良いだろうと思ってしまう。

それでも、それほど矯正治療に、当クリニックに期待してくれているのなら、それに応えなければならないだろうとも考えている。

矯正相談

 

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