毎日の診療で気付いたこと

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矯正相談の年齢

今日の矯正相談は2件、6才と7才の女の子だった。

相談の前から6才ではまだ早いのではないかと思っていた。

実際に診ると下顎中切歯が永久歯に交換し、左下第一大臼歯がかえ始めたところだった。

その乳歯が隙間なくきれいに並んでいる。(隙間がないと大きい永久歯はがちゃんとはえられない)

このことを一般歯科医院で指摘され、マウスピース型装置を進められたようだ。

それに対しての意見を求められていた。

当クリニックでは乳歯列を中心とした矯正はほとんど行っていない。

8才程度で下の前歯4本と上の前歯2本から4本はえかわった頃から治療するかどうか考え始める。

だから、この相談は、矯正治療の流れを説明しただけで終わった。

続いて7才の患者さんの主訴は前歯1本のクロスバイトだった。

これは早く治しておいた方がいい。昔はこんな症状は、指で押したりして治したものだった。

しかし、近年そんなことをアドバイスしても成功した例がない。(子供が親の言うことを聞かない)

装置をつけるとそれなりの料金ををいただくので観察料だけで済ます方法を伝えるのだが成功しない。

結局、装置をつけることになる。それなら最初から付けてしまった方が良いと今では思っている。

今回も指で押す方法を歯科医から聞いていたことは確認したが、特に勧めはしなかった。

これらことから相談を受ける年齢は8才、速くても7才だろうと思った。

これからは電話で初診相談の予約を求めあれた時、その辺のことを尋ねるように受付に指示した。

矯正相談

 

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