顎変形症は健康保険で矯正歯科医院と病院の口腔外科で行われることが多い。

しかし矯正歯科医院が必ずしも保険診療を行い、顎変形症に対応できるかというとそうでもない。

それは技術的にできないと言うことではなく、矯正治療の中で保険診療の割合はまだ少ない。

だから保険診療機関にならなくてもそれ程困らないし、かえって煩わしい面もある。

だから若い矯正歯科医が保険医にならない実情があるようだ。

今日は近隣の矯正歯科医院から顎変形症の紹介があった。

今までにも紹介がなかったわけでもないが、はっきり診断内容が書かれた紹介状を受けてのは初めてだった。

その内容は矯正治療だけでは限界がある、手術併用も患者さんが検討したいとのことだった。

確かに矯正専門医が資料に基づき診断しているのだから治療方針などは納得できる。

後は患者さんがどのようなことを望むかにかかっている。

だから今日は保険診療で手術併用についてのみの説明をした。

数年前までこの地域での顎変形症手術をしてくれるところはないことを嘆いたブログをかいた。

現在ではすぐ近くの静岡医療センターで相談や手術をしてもらえ、打ち合わせも行うことができている。

いままで当方からの紹介ばかりだったが先日は静岡医療センターからの紹介があった。

今日は矯正専門医からの紹介があった。

依頼に応えるべくよりしっかりと顎変形症診療に臨まなくてはならない。

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