毎日の診療で気付いたこと

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再度、相談に来院

初診は2008年のカルテがある。

それを見ると3歯先天欠如、過蓋咬合、正中離開など問題がある。

治療歴を見ると半年に一度、乳歯抜歯程度で矯正治療はせずに終わっている。

そのカルテの男性が(現在は20代)再度矯正相談に来院した。

カルテに貼ってある写真の顔は子どもで現在は大人になっているが、口腔内も少しは違っていた。

矯正治療は長期にわたる。こういうケースでも数年ならば再診断から始まることもある。

しかし、いくら長い矯正でも10年を超えては最初から始めるしかないと考えた。

前のカルテでは先天欠如部の下顎両側第2乳臼歯はそのまま残して治療する方針になっている。

今日の状態は両側ともインレーで修復されていた。

まだレントゲン撮影をしていないため、歯根の状態はわからないが10年経てば後続永久歯がなくても短くなっていることはよくある。

今回は初診の説明を一通りした。料金が少しだが変わり、セラミックブラケット、ホワイトワイヤーも用意した。

大人の治療時には必ず説明するブラックトライアングルについても10年以上前ならこんな説明はしなかったのにといいながら伝えた。

前回は親に連れられたきた矯正治療を今回は自分の意志で相談に来たのだから、きっと治療開始になるのだろうが、今日は検査の予約を取って帰ったわけではなかった。

矯正相談

 

 

 

 

 

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