毎日の診療で気付いたこと

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保険の三割負担金

矯正治療でも健康保険の適用で行うことが増えてきている。

この地域では高校生まで窓口負担金が0またはわずかな金額となっている。

今日は高校を卒業し大学生となった顎変形症の患者さんが来院した。

矯正治療の三割の窓口負担は患者さんにとって大きな額と感ずるらしい。

今日は五千数百円だったが、予想以上と感じているようだった。

先日も大人の方で7千円あまりで、保険適用ですかと聞かれた。

矯正治療はまだ自費が多いため、保険の自己負担は少ないはずだが・・・。

マルチブラケットを上下顎につけると保険の三割負担でも4万円弱かかる。

そんな時には前もって知らせておくのでトラブルはない。

しかしマルチブラケットのなかでステップが上がると点数があがる。

これは予告しにくいが負担金のために治療内容を変えるわけにもいかない。

また、高校生以下は自己負担がないため、患者さんも当方も治療費の感覚がにぶる。

医療費を把握してもらうためには、負担がないのは良いばかりではないと思う。

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