毎日の診療で気付いたこと

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広島からの依頼患者

今日は広島で治療して、現在は御殿場に住む23歳男性が来院した。治療を受けたのは広島県福山市の渡辺矯正歯科で固定式のリテーナーが接着されていた。

渡辺先生は日本臨床矯正歯科医会の学術委員会で何期も一緒に仕事をしてきたのでよく知っている。

主訴は接着してある固定式保定装置の一部がはずれてしまったとのことだった。診てみると確かに1ヵ所はずれていたが、他はしっかりとついていた。

また、矯正の仕上がりやその後の安定、口腔管理が気になるところだが、それも全く問題なかった。

装置をはずしてから、よい状態で5年間が過ぎていることや患者が保定装置をはずすことを希望していたので、はずれた部分の接着は行わず、全部を外すことにした。

今回は装置をはずすだけで終了となった。

このように、矯正治療は長期にわたるため、転勤などで依頼されたり、依頼したりすることがよくある。

そのようなとき全国組織でレベルの高い専門医団体の日本臨床矯正歯科医会に属していたり、さらにそこでの委員会でより深く交流していたりすると、とても都合が良い。

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