毎日の診療で気付いたこと

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がミーの相談

女子高生が矯正相談で来院した。

問診票を見る前に口腔内写真の撮影を始めた。

口腔内を見ると正に典型的な正常咬合。

今までにもそのような口腔内をたまには見たことがある。

その経験から上下顎前突(BImax)が主訴ではないかと思った。

そこで5枚撮り終えた後に横顔を見てみた。

結果はそれほど口元が出ているわけではない。

口唇を閉鎖してもらうと閉じにくい状態は認めたが極端でもない。

そして相談コーナーに座り問診票を見た。

主訴は「笑った時に歯茎が見える」ガミースマイルだ。

どういう説明にしていこうかと悩む。

気にしているから相談に来ている。それを治療しなくていいと否定もできない。

アンカースクリューを植立して上顎前歯を圧下するか、その時に抜歯は?

そんなことを考えながら説明していったが、どうすることが最良なのかわからない。

初診相談で「矯正治療は歯列だけでなく咬合をさらに口元を改善します」。

と言っておながら、ガミーには積極的な対応ができていないことが残念だ。

矯正相談

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