毎日の診療で気付いたこと

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春の行事:学校検診

4月に桜が咲くと学校検診だ。いつもは桜が散ったころの検診だが、今年は桜が咲くのが遅く、まだ満開にいたっていない。

毎年のように午前中3時間ほど、ほとんど休みなく検診を続ける。

今日は2年、4年、6年だった。1学年3クラスなので9クラスと言うことになる人数は300人を超える。

香貫小学校を担当したのは昭和60年ころだったから25年以上毎年通っていることになる。

行き初めのころは、こちらは若く校長先生ははるかに年上だった。校長先生は定年近くの年齢の人がなるので話す時も恐縮していたが、だんだん月日が流れ、ついには数年前は高校の同級生、今では私より少し若い人がねっているだろう。

でも、以前は校長先生との昼食があったが、数年前よりなくなったので、長く話すことはなくなった。

今日の検診で気になったのは、ブラケットが上下額についていて、ワイヤーはなく、ブラケットが一部はずれている状態の子を診たことだ。

矯正に予約日に行かずに、かなり長期に管理されていない状態ではないかと推察した。当院では自分で開発した受付ソフトにそのようなことがないようにチェックするしくみをいれている。

しかし、いくら連絡をとっても来院しなかったらその仕組みも働かない。信頼関係と協力が治療に不可欠だと感じた。

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