毎日の診療で気付いたこと

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東日本大震災のお見舞

私の親しい先輩が気仙沼で開業している。3/11の地震で津波、火事に襲われて、1週間以上連絡が取れなかった。

やっと無事であることは確認できたが、診療所と自宅は床上浸水でひどいことになっていた。

そこで仲間に声をかけてお見舞いに行くことになった。一昨日診療をお休みして、気仙沼へ行ってきた。

東北新幹線が完全に通っていないため、一関まで夜行バスを利用して、一関からは秋田から来た仲間の車に乗せたもらって現地入りした。

先輩の診療所、自宅はすでにきれいにされていてひどい状況は見られなかったが、いまだに給湯機が修理できず自宅で風呂に入れないと言っていた。

川の近くで、橋まで行くと惨状をみた。川には流されてきた家、車はつぶれ、ひっくり返り、水没していた。さらに橋を渡り対岸に行くと新しい鉄筋の建物以外はほとんどがれきとなっている。

1か月と10日ばかり経ってもこの状態だから、いつになったら整理されて新しい家が建つのか見当がつかない。

他に三陸海岸の一部を見てきたが集落があっただろうと思われる僅かに痕跡が残っているだけのところが多く見られた。

テレビや新聞などなどでみた映像と同じなのだが実際にみると、その恐ろしさに言葉がなくなる。

次は当地の東海大地震だろうと、思うがどう備えるのか見当がつかない。

そんなことを考えながら、帰りはバス、普通電車を乗り継ぎ、福島からやっと東北新幹線の各駅停車に乗って帰ってきたた。

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