毎日の診療で気付いたこと

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4年前の矯正医会市民セミナー

私が大会長を務めた日本臨床矯正歯科医会静岡大会に合わせて沼津で市民セミナー(矯正治療の講演及び相談)が4年前の7月に行われた。

その影響でその夏にはそこで相談した人が3人くらい相談にみえたと記憶している。

しかしそんなことはもうすっかり忘れていた。

今日の新患、13歳男子はその時に矯正相談をしたそうだ。患者さんもそのことを忘れていたようだが、4年前の隣接歯科医からの紹介状にそのことが書いてあった。

矯正ってずいぶん気が長い治療なんだとつくずく感じる。

そして、その患者さんを診ると、顎変形症になっていくだろうと予想がつく顔つきだ。

そこで中学2年の男の子だから高校入学したならば始めましょうということになった。

ここでまた1年半くらい待つことになる。そして手術となれば高校を卒業してからということになるだろう。

先の長い話だ。

先はどうなっていくなかわからないが、その患者さんを診ていく姿勢で話していかなけらばならない。

矯正歯科界で最近よく言われている診療所の継続性ということをつくずく感じた。

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