毎日の診療で気付いたこと

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顎変形症手術前は咬合悪化?

2泊3日で、ミニ同窓会のような集まりに参加してきた。

7人東京で集まって、新旧タワーを見学したり、仲間のお墓参りをしたりしてきた。

全国から集まるので地元から集合地までにかかる時間の差がけっこうちがう。

それが、単純に距離だけではないことがおもしろい。

秋田からくる人は毎回飛行機なので、距離の割に時間は極端に少ない。

気仙沼や熊野のように、幹線から外れ飛行場にも遠いと距離の割に時間がかかる。

私に住まい沼津市は東海道だから比較的便利であり、東京集合では仲間内では一番時間がかからなかった。

集まったのは全員歯科医だが矯正をほとんど知らない歯科医もいた。

その話の中で、顎変形症の術前矯正治療で手術直前は、一見、前よりも咬合が悪くなっているように見えるという話が出た。

術前矯正前に診て、あまり問題なかった咬合が手術に近づくにつれて悪くなっていくことに疑問を持っていたようだ。

矯正歯科医にとってあたりまえなことも、患者さんや一般歯科医には疑問に感じることなのだと新たに認識した。

患者さんには開始時にそのようなことを話しておくが、途中で一般歯科医院で治療を受けることもあるだろう。

よく連携して行わないと無用なトラブルを起こす原因になると想像できた。

顎変形症が多くなってきたので、そのようなことを気を付けていきたい。

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