43歳女性がホワイトニングの相談に来院した。
ホワイトニング前のクリーニングも希望していたので、そのような目で口の中を見た。
下顎前歯にかなり多くの歯石が付いている状態は見てすぐわかった。
ホワイトニングが希望であったため、通常のオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの説明をした。
患者さんはホームホワイトニングは全くやる気がないようで、オフィスホワイトニングだけを希望してきた。
一通りの説明を終えて、歯科衛生士に歯のクリーニング、特に歯石除去を指示した。
その処置の終わった後の歯肉を診るとかなり退縮していて歯周ポケットもありそうだ。
そして退縮した歯肉の部分の歯は知覚過敏であるとも話があった。
これではすぐにオフィスホワイトニングを行うわけにはいかない。
しかし当院では歯周病の治療を行うこともできない。
幸、一般歯科の治療は私の知り合いの所で受けていたため、そこで歯周病の治療をまずお願いすることにした。
しかし、その治療がが終わってからでもオフィスホワイトニングは痛みを伴うのではないかと心配している。