今日は午前中に2件の初診相談を受けた。
1人は23歳女性でけっこう厳しい上顎前突だった。
もう1人は34歳女性で開咬だった。
いずれも従来ならば抜歯ケースとして矯正治療のみでがんばるんではないかと思った。
しかし今では、そういう場合でも必ず顎変形症としての手術の説明もしている。
その2人に同じような言い回しで変形症の説明を行った。
しかしその反応は2人で異なっていた。
23歳女性の方は手術で2週間会社を休むなんて考えられない、そんなような反応だった。
34歳女性のほうは、話の途中に連れてきた1歳7ヶ月の子供が,ちょろちょろしているにもかかわらず外科矯正に積極的だった。
2人の反応が違うように、私も従来と現在、現在でもケースにより矯正のみなのか外科を併用するのか揺れ動いている。
最終的には、患者さんの希望が最優先されることになるのだろう。
だから外科を拒んだ患者さんには、矯正治療の限界に挑戦した上顎前突をホームページ内の患者さんの声から選び見せた。
外科に興味を示した患者さんには、この程度で外科矯正を行ったという症例4例見せた。
今日、示したような、それぞれのやり方で今後その2人当クリニックで治療していくことになるかどうか。