今日の矯正相談は8歳と10歳の姉妹だった。
姉のほうは10歳だが、全部永久歯にはえ変わっていた。
歯列咬合をみると、それほど難しくもない上顎前突傾向の八重歯であった。
しかし矯正治療の問診をしている間に、母親からターナー症候群と言うような言葉が出てきた。
かかりつけの歯科医よりターナー症候群は保険適用で矯正治療ができるというようなことを言われたようで母親は知っていた。
そして当クリニックのホームページ、特にブログを見て私のところに相談に来たようだ。
私のところではターナー症候群の診断はできないので、どこで診断されているかが気になった。
それは大学附属病院で診断されているので安心して保険適用できることとなった。
そして、お住まいの地域のこども医療券には負担金0とあった。
料金の問題がないとその後の話は早い。
ホームページで当クリニックのこともある程度わかっていたようで次回検査の予約となった。
そして妹のことも少し書くと、妹も先天疾患の医療券を持っていた。ただし、その病名は現在矯正治療を保険適用できる40いくつかの疾患の中には入っていない。
保険適用できる先天疾患の病名は2年後との改正で次々と増えている。
もしかしたら妹さんの病名も入ってくるかもしれない。
もうしばらく待っても矯正治療は可能と思われるのでしばらく観察とした。