午前中、保育園の検診を行ってきた。私の育った、沼津の周辺部、西浦、内浦地区にある2軒を回ってきた。
その地域では極端に子供の数が減ってきている。
最初に園医になって訪ねた昭和の終わりの頃は90名以上園児がいた。それが現在40名あまり、昨年は30名代だった。
検診結果は4月に小学校検診で見たことと同じ両極化だ。
多くの子供は虫歯もなく口の中はきれいだ。しかし数は少ないが乳歯がほとんど虫歯に子供もいる。
これは親の口の中に対する(口の中だけではないかもしれない)意識だけではないだろうか。
ちょっとそこに関心を向ければそんなことにはならないはずだ。
さらにその2園は5年以上前からフッ素先口を行っている。昨年からは沼津市の事業として行われている。
良いことだと思うが検診結果には現れていないような気がする。もっとも卒園していくのだから小学校で成果が現れているのかもしれない。