およそ1年前、7歳で指しゃぶりの癖の影響で上顎前突、開咬の状態で相談に来た。
まだ上顎中切歯も出ている途中であったので、指しゃぶりを止めれば、十分回復の見込みがあるの、そのアドバイスのみおこなった。
しかし半年後の検診でまだ止めていない、さらに1年たった現在、側切歯まではえてきて、もまだ止められず、ついに矯正治療に入っていくこととなった。
年齢は8歳になったので検査には適当な時期となった。そこで一通りの検査を行って矯診断を行った。
治療としては指しゃぶりや舌を突き出しにくいようなクリブといわれるワイヤーで作った突起をプレートにつけて装着することとなった。
何とか1年間の間に指しゃぶりをやめて正常になってくれることを期待していたが残念だった。
しかし装置を付けるにしても理解、協力がないとうまくいかない。なんとかうまく誘導して治療を成功させたい。