今日の矯正相談は17歳女子高生だった。主訴は叢生で中程度であった。
一般的には高校3年生夏休みの相談は治療を延期することが多い。
この地域では高校卒業後通院できる範囲にいなくなることが多い。
だから大抵進路が決まって通院できることを確認して、矯正を始めることにしている。
しかし今日のケースでは進路が既に決まりその後も通院できると言うことであった。
そして進路の先でも矯正治療をすることを勧められたそうだ。
矯正治療の開始には好都合な条件だ。しかし問題は口腔内だった。
若いのに補綴物、失活歯が多い。
現在、上顎の根菅治療中のようだ。
当然、抜歯ケースとなることを説明したが、診断において抜歯部位を悩みそうだ。
虫歯の治療と並行して当院の矯正治療のための検査もすることとなった。