毎日の診療で気付いたこと

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就学児童検診

今年も恒例の就学児童検診に行ってきた。

午後1時半から2時半の間に100名余りの就学児童を検診した。

毎年感ずる事だけれども、歯科検診の教室に案内されて、そこでずっと回ってくる子供も検診する。

多分両隣の部屋では眼科や耳鼻科、内科などが検診しているであろうが、まったく見えない挨拶もしない。

さらには最初に総合的な案内がされていることだろうと思うがそれもわからない。

そういうこと一切関係なしに歯科の検診だけを閉じ込められたところで行って終わるとすぐに帰ることになる。

まぁ就学に問題があるかどうかのスクリーニングだから、それでいいのかもしれないが各科の連携はどうなるのかな。

一昨日の岩手医大の同窓会では医科、歯科連携と言うようなことが話題となった。

そんなことがあったので、ここで特に感じたのかもしれない。

本当に単科だけで、決められたポイントだけ見て終わるのでよいのだろうか。

各教室で単科別の検診より、体育館のような広い所で他科の様子も少しはわかるような環境で検診した方がよいのではないだろうか。

 

 

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