毎日の診療で気付いたこと

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中国人の新患

昨年末に突然に中国の方数人で新患相談に見えた。

その時はとても忙しかったので今日の予約を取り帰っていただいた。

患者さんは25歳女性で日本語はほとんど話せない 。

ご主人と思われる方がだいぶ日本語の会話ができるので通訳してもらう。

半年以上前に埼玉県の一般歯科医院でマルチブラケットをつけて治療を開始したようだ。

4本の小臼歯抜歯が行われているが、その抜歯スペースはかなり残っている。

ブラケットはつけてはあるものの最初からに近い状態だ。

そこでは1か月2万で2年程のトータルフィーで比較的安くやっていたようだ。

当クリニックも比較的安い方だとは思うが、それに比べれば高い。

現在やっと仕事先が見つかったところであまり現金がないという。

他に数件相談したようだが、その上で当クリニックで治療を受けたいという。

それならばと当クリニックの料金規定から装置が付いている分を多少配慮した料金で治療を始めることとなった。

今までにも何人か外国の方を使用したが、矯正治療を受ける感覚がちょっと違うと思う。

日本人はある程度の生活が安定し余裕ができたところで矯正治療を受けるように思う。

しかし外国の方、たとえばブラジル、ペルー、モンゴル、中国、フィリピンなど矯正治療よりもっと先に生活の安定を図った方がいいのではないかと思うような患者さんがどんどん矯正治療を行っていく。

矯正に携わる私の感覚はどんなものだろうか。

矯正相談

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