診療機関での窓口支払いはほとんどが現金である。
しかし最近はクレジットカードの普及でカードでも支払い可能な診療機関も増えてきている。
数年前に湘南矯正歯科研究会のメンバーに尋ねたことがある。
その時は10軒中カードを使える診療所は2軒だった。
静岡県では県歯科医師会がクレジットカードを使えるよう面倒みてくれている。
そこで、 2年ほど前より県歯を通じて当クリニックでもカードが使えるようになっている。
しかし現実には、そのことを知っている人がたまに使うだけだった。
使えるカードのロゴ等受付に出して積極的に使えるようにはしていなかった。
なぜカード利用を積極的に進められなかったかというと手数料の問題がある。
手数料は経費と考えてしまえば、それほどの負担でもない。
だが現金で支払った方が不利にならない方が良いと考えながらぐずぐずしていた。
現金値引きか、手数料を負担していただくか、保険診療には適用するかどうかこの辺が悩んだとこだった。
結局、自費診療の支払いのみ使用でき、手数料負担していただく料金を設定することにした。
2月より受付にカードのロゴの表示や初診時に案内を行うことにした。
ただし、手数料を負担していただくと言う事は、それほどカードが多く使われると考えてはいない。
現実にどう使われていくかが気がかりだ。