2024/11/20

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2010年6月18日の記事

鋏状咬合の治療2010/06/18

最近、なぜか鋏状咬合の症例を診ることが多い。通常、第2大臼歯に良く見られるが、小臼歯でも見られる。

リンがルアーチを延長して咬合面をまたがせてパワーチェーンを引いたりもするし、クロスエラスティックも使うが、どうしても、すばやく、すっきりと治らない。きっと、そのうちに治るのはわかっているが早く治したい気持ちあるので、どうしても気持ちが焦る。

その治療の期間、患者は安定した咬合で咬めないので、なんとか早く治療できないものかと思っている。

今日の症例は左側の下顎小臼歯が舌側に傾斜しているための鋏状咬合だった。

マルチブラケットでの最終段階なのでそれに時間を費やすのはおしい。しかし見えるところではないからと仕上げに手を抜くわけにもいかない。

目標の2年以内にはまだ半年弱あるのけれども何とか早く解決したい。