こんにちは。2月11日(水)・12日(木)に名古屋国際会議場において日本臨床矯正歯科医会大会が開催されました。
院長とスタッフ3人で主な講演がある初日だけ参加して来ました。
午前のスタッフプログラムでは、歯を動かす矯正治療だから知っておきたい歯周組織と歯周病の基礎知識というテーマで行われました。
最近では成人の矯正治療が増えてきていますね。30、40歳を超えると歯周病のリスクは高くなるといいます。
自立したプラークコントロールが非常に重要になるので、私たち歯科衛生士は患者様にセルフケア力を向上していただくためによりわかりやすい説明とご指導に努める必要があります。
午後のスタッフプログラムは4講演あり、それぞれの診療所が行っているむし歯予防やコミュニケーションの取り方などを教えていただきました。
どの講演もとても勉強になり、臨床に取り入れていけたらと思います。
商社展示で印象に残っているものは「フロス」の存在!
矯正治療中だと歯ブラシだけでも大変であるのに、フロスはなかなかお勧めしにくいと感じていました。
しかし、矯正治療でむし歯や歯周炎・歯周病のリスクが高いからこそ、フロスを使用して歯と歯の間、歯と歯ぐきの溝の汚れをしっかりと落していくことが大切だと改めて感じました。
矯正中のフロス使用は難しいという方もいらっしゃると思いますが、是非チャレンジして欲しいです。
ブレーススマイルコンテストの表彰式にも参加させていただきました。
表彰された方々は「装置がはずれたら美味しいものを食べたい」「装置がはずれたらおもいっきり笑いたい」と話していました。
矯正中の辛さや痛み、苦労した先にきれいな歯並びと健康なかみ合わせが待っています!
矯正中の患者様には日々の歯磨きを丁寧に頑張って欲しいですね。