歯科の治療、特に矯正治療は予約を取り計画的に治療していく。
その予約日時を決めること、そして1日のスケジュールに割り振る事それは大変難しい仕事だ。
ベテランの受付が治療内容を知り、患者さんの予定を聞き、患者さんの性格を知り、無理のないように、またムラのないように作り上げる。
しかし結果はなかなか思うようにいかず難しいもので忙しすぎたり暇だったりする。
そのような状況の中で予約を取っても、それの変更はよくある。
やむを得ないことと考えるが頻繁にあっては困ることだ。
そこで自分で作っている受付ソフトの中に予約変更履歴が簡単に記録できるようにして数年間データをためてきた。
今度はたまったデータをどう分析するかどう利用するかを考える時期になってきた。
やはり今までに何回変更ががあったのか、この1年間はどうだったのか、特に忙しい土曜日、平日夕方はどうなのか調べてみることにした。
そして今日それを数値で表すことができるようになった。
現段階ではその数値を受付の人に知ってもらい、患者さんをうまく誘導してもらいたいと思っている。
その数値を振りかざして患者さんと予約についてのトラブルを起こさないことを注意しなければならない。
そのことを受付に言うと、受付からは予約変更履歴に残らない「電話待ち」が増えている、それをどうするのか問われた。
そのこともまた考えなければならない。