日本臨床矯正歯科医会例会が東京都千代田区のベルサール九段で開かれ参加してきた。
昨年はその会の理事をしていたため、前日からの理事会や総会への対応で慌ただしかった。
しかし、今年は役員も終わり、今回は自身の発表もなかったので、一会員として気軽に参加できてよかった。
症例展示や、臨床の講演も興味深かったが、特別講演で聖路加国際病院の院長の福井次矢先生が「医療の質を測定し改善する:聖路加病院の試み と題して講演されたのをきけて大変参考になった。
自分の診療所の質を客観的に評価して改善することは必要なことである。そしてデータをとりそれに基づき、評価して改善策をとれば着実に良くなるはずである。
以前よりデータベースには興味があり、各種項目をデータとして取り込み管理するのは得意としているが、それを評価して改善はとても難しい。
このような講演を聴いたことをきっかけに、診療所の質の改善に努めたい。