午前、 30代女性が生後1ヶ月半の赤ちゃんを連れて、矯正相談に来院された。
赤ちゃんはスヤスヤ眠っていて矯正相談の妨げにはならなかった。
症例とすれば、それほど難しいものでもなかった。
しかし患者さんは長い間、歯並びを気にされてきて、出産後、相談に行ける日を待ち望んでいたようだ。
以前にも出産に関連したような例を書いた気がする。
出産後間もない時期に矯正矯正治療をやっていこうという気持ちになれる事は女性にとって幸せな家庭の状況だろうし、矯正歯科にとっても良い状態だと思う。
以前は子育ての大変な時期に、矯正治療どころではないと言う状況ではなかったかと思う。
それがそのような時期にも矯正歯科に関心を持ってもらい、治療していこうと言う気になってもらえる、ありがたいことだと思う。
そのように大人の矯正治療が本当に多くなってきてる。
春休み前だと言うのに大人の矯正相談はそれなりに予約に入ってきているが、子供はあまりない。
これまた現代の矯正事情なのかもしれない。