一昨日、高校入学した生徒の顎変形症について書いたが、今日もまた高校新入学の生徒の相談を受けた。
今日は女子だった。口腔内写真を撮るときから、顎変形症の話になると考えていた。
もう紹介元の一般歯科医院から顎変形症である事はいい含められてきたようで、手術に対する驚きもなく話を聞いてくれた。
当然、今まで治療を受けていたかなどを尋ねることとなる。
そうしたら、 6歳の時から1年前まで月に2回ほど床矯正による治療を受けていたそうだ。
思春期の成長はなかなか予測がつかない事は確かだ。
しかし、じりじりとを咬合が悪化していくのにどう対応したのだろうか。
おそらく対応する方法はなかっただろう。
今回のケースでは顎変形症としては、適切な時期に相談に来てよかった。
これから外科の先生の診断を受けて今年の夏休みぐらいから術前矯正の装置装着する。
そして高校2年生の夏休みで施術を受けるという流れに入っていく一番いい時期だ。
ところで当クリニックでは一昨年、顎変形症手術が10ケースあって驚いた。
昨年はそれより少なかったが、今年の相談は多い、そういう事は来年手術が多いことが予測される。
けっこう悩んでいる方は多く、それに応えられるところが少ないのかもしれない。