初診は2010年当時8歳女子だった。
隣接歯科医より上下顎左右側の小臼歯全て先天欠如があるとのことで紹介されてきた。
当時は、まだ健康保険の適用外だったため、自費で検査を行った。
まだ乳歯が残っていたため、しばらくの間観察することとなった。
観察を何度かしている間に健康保険制度の改定で6歯以上の先天欠如は保険適用となった。
そして2年ほど前からマルチブラケットによる治療を行い、先月はずした。
今日はその治療結果を振り返ってのお話をした。
8本も欠損しているためマルチブラケット治療が終えた時点でも小臼歯部にほぼ1歯分の隙間が空いている。
この隙間をどうするかが将来の問題となる。
将来はインプラントなのかもしれない。
その時に思いもよらなかった6歯以上の先天欠如が保険に入った事の話をして、もしかしたら将来がインプラントも保険適用になるかもしれないなどと。
そんな話をして保定診断終わった。