今日3人目の矯正相談は31歳女性、左上1番が残根状態で保存が不可能という状態だった。
左上犬歯が唇側に出ているため、順次右にに移動して並べる治療案を一般歯科の先生から提案されたようだ。
それを2軒の歯科医院ですでに相談している。
1件は一般歯科での矯正相談で止めることを勧められた。
もう1件は矯正専門医でその案で治療可能とされたようだ。
私は矯正専門医の案に賛成し、それに近いような最近治療を完了した症例を提示した。
やはり専門医の考えるような事は同じだなと思った。
ただ、私とすれば、治療は可能だが、それに対する時間的、金銭的負担も大変だということを十分承知している。
だから、あまり積極的には勧めなかった。
だが患者さんは矯正する意識がはっきりしているようになので、それならば治療可能と説明し、今日の相談は終わった。