今日は新患の矯正相談が3人だった。
小学校6年生が2人、4年生が1人でいずれも上顎前突の症状を訴えている。
6年生2人はほとんど永久歯列となり、治療にふさわしい時期だった。
小学校4年生も生え変わりは比較的早くて、治療開始時期も、そう遠くは無い。
やはりこの時期、学校からの歯科検診のお知らせを持って相談に来る児童が多い。
だからこの時期だけは相談者の数の大人と子供の比率が逆転するかもしれない。
こんな言い方がおかしいのだが、こんな地方都市でも矯正治療は大人のものになってしまったようだ。
2、3年前までは都会では大人の治療多いようだが、まだこの辺では子供が中心で、などと説明したような気がしていたのだが。
また症状が三例とも上顎前突というのも変わってきた。 30数年前の開業当初は反対咬合が中心だった。
年齢も症状も時代とともに変わってきたが、未だに矯正治療を受けたいと言う人は増えているのかもしれない。
必要とされている以上、その需要にできるだけ応えられるような矯正歯科医でありたい。