2024/11/22

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2015年7月6日の記事

顎関節症か顎変形症か2015/07/06

今日の矯正相談は33歳男性、主訴は右顎の痛みだった。

口腔内写真を撮影する時、口が十分に開かなかったので、まず顎関節症である事は分かった。

加えて、下顎は左側に歪み、前歯部が反対咬合であった。

顎関節については以前、一般歯科でスプリントによる治療を受けた経験がある様だ。

顎の痛みだけが主訴なのか、顎のゆがみや反対咬合まで治したのか、その辺を聞き出さないと説明の仕方や今後の治療にかかわってくる。

全部を治したいという答えの割には反対の咬みあわせや顎のずれの事をそれほど気にしてはいないように見えた。

でも一応顎変形症の治療について説明した。

顎変形症についての知識は全くないようだった。

顎変形症の説明の中で手術が終わった患者さんのレントゲン写真にいっぱいチタンプレート写っているのを見て驚いていたようだ。

今日のところは顎関節の問題だけでなく顎変形症の問題があり、それについての知識を得たので、よく考えて方向を決めてくださいお伝えした。

一度、顎変形症の手術ができ、顎関節のことがよくわかる口腔外科に相談に行くことが良いと思われる。

矯正相談