25歳女性の方が矯正の相談に見えた。
その女性は近くの歯科医院で矯正治療を受け保定観察中だった。
その歯科医院がこの10月で閉院するという。
そのため保定の続きを診てもらうところを探すように言われたそうだ。
そこで私の所を選んで今日たずねてきた。
このように矯正治療は動的治療も長いが、その後、保定として長く見ていく必要がある治療だ。
その先生はそのことを十分心得ているので閉院しても、その続きを見てもらうところを探すよう指示したと思う。
私の身近な周りでも矯正歯科医院の後継者の問題が話題となり、実際にもう引継ぎを完了したような先生も知っている。
今の時代、必ずしも子供が継ぐというような事は無い。
医療法人にして、その理事長が交代するやり方が一般的で、知っている先生も何人かそのようにされたそうだ。
そのようなことを自分の問題として考えていかなければならない日が近づいていると感じている。