歯科医院の紹介で13歳女性、主訴は反対咬合の患者さんが来院した。
診るてみると前歯被害が反対、そして上顎両側側切歯の先天欠如が疑われた。
問診表を見ると、かみ合わせが反対はもちろんだが、顔つきのことも気になっていることが書いてある。
確かに、下顎は長く出ている感じがする。
しかし矯正治療だけで被蓋改善できないほどではないように見えた。
だから通常の矯正治療と手術併用と二通りの説明をした。
現在、中学2年生、顎変形症の手術の一番早い時期が女性の場合、高校2年生の夏休みと言われている。
現在、身長の伸びは止まりかけているようだが、それでも残りの成長が気になるので、その意味で矯正治療だけでも高校入学まで待ちたい。
だから、いずれにしても高校入学までは積極的なことができないと言う見解を説明した。
近頃、インターネットが普及しているために外科手術ついて初めて聞くと言う患者さんは少なくなっていると思う。
しかし今日の患者さんはは手術は考えて知らなかったとの返事だった。
一昨日の患者さんもそうだった顔つきのことが気になれば手術併用でなければ望む結果にならないのではないだろう。
ただ、今日の患者さんは、咬合が反対だったので、顎変形症の適用を抵抗なくすることができるだろう。
昔、 医局で聞いた。アメリカでは反対咬合はほとんど手術で治療を行う と聞いて、ほんとかなと思っていたが、今、当クリニックで現実の様相になってきている。