今日は再検査を2名行った。いずれも男の子で自分自身はあまり矯正をやりたくないようだが、親がやらせたい様子だ。
いずれも初診は2005年だからもう5年も経っている、
一人は初期治療で反対咬合の被蓋改善をしてはえかわりと成長を見てきた。
現在高校生となって反対咬合にはなっていないが、かみ合わせは浅くなり、下顎前歯に叢生が現れている。
抜歯ケースとしても十分考えられるが、矯正治療を嫌がっている理由が抜歯であろうから、なんとか非抜歯も考えてみたい。
もう一人は永久歯列完成を待っていて、小学校6年となった。
下顎の両側第2小臼歯の先天欠如の部位を除き永久歯にはえかわっていた。この子も、やや反対咬合の顔つきをしていることも経過観察をしてきた理由だ。
先天欠如歯が下顎にあるのだから上顎の歯を2本抜いて仕上げることになるだろうが、資料をよく検討してみたい。