毎日の診療で気付いたこと

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初診は1995年、再初診

現在32歳の女性が相談に来た。

その患者さんは1995年に当クリニックに相談に来て、動的治療2年くらい、その後保定も5年ぐらい見て終了となっている。

先日歯並びが気になっているような、電話がかかってきて、今日の相談となった。

診てみると、特に悪い状態とも思えなかった。

細かいことを言えば上顎の中切歯がやや出てきてるとか下顎の叢生がわずかにある程度だった。

それでもわざわざ相談にいらっしゃったと言う事は気になっていることがあるわけだ。

上顎中切歯が少し出てきたことが気になっているようだ。

古いカルテを持ち出してきた。

1995年のカルテでも、そこにはデジタルの顔面写真と口腔内写真がプリントされていた。

当時まだ質の良くないデジタル写真だが、それでも十分初診時の状態がわかった。

その写真を見るとその側貌の改善や歯列咬合の改善が非常によく安定している状態だということがわかった。

まずはその事をお伝えして、比較的良い状態なのでそのままにするという案を提示。

前回の治療が抜歯して行っているので、これ以上抜歯するわけにもいかないのでや側方拡大や遠心移動す案もお話した。

今後、どのようにするかは患者さんの決定待ちだが、今日は20年前の症例を見せてもらって、それが安定しているのを確認して矯正治療のやりがいを感じた。

矯正相談

 

 

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