昨日の午後、新横浜のホテルアソシアの12階会議室で湘南矯正歯科研究会が開かれ参加した。
10人の会員だが、そのうち8人で今年の計画や症例検討会が行われた。
いつも思うことだが、この35年くらい続く湘南矯正研究会は矯正臨床の最先端の人が集まっているように思われる。
症例発表のどの1つをとっても、目からウロコと言うような珍しかったり驚いたり感動したりするような症例ばかりだった。
私もそうだが、それぞれが提示した症例はほとんどが大人の矯正治療だった。
このところブログにも書いているが、矯正治療は大人の治療になってしまったようだ。
また、それに対して外科併用の矯正治療やアンカースクリューという治療方法も出てきた。
これまた大人の治療に対してしか使用できない。
この会は学会とは違い、身近な仲間と本音で話し合えるから非常に有意義な会合と感じている。
ただ、だいぶ高齢化してきたため、若い人たちに入ってもらい活性化してもらう必要もあるだろう。
懇親会を終えて、いつものように静岡の府川先生と一緒に新幹線で帰った。