今日は3件の矯正相談のうち2件がブラケットをつけた状態での相談だった。
ブラケットをつけた状態で相談に来るという事は、現在受けている治療が患者さんの納得のいく状態でないということだろう。
そのような相談に対してどのように対応するのか、なかなか難しい。
基本的な考え方とすれば、現在治療を受けている歯科医とうまくやって矯正治療のゴールに向かってほしいと思う。
しかし、それがうまくいきそうもないから相談に来ていたいるのだろうということもわかる。
当クリニックで続きの治療を望んで相談にみえている患者さんもいるだろう。
しかし矯正治療の性格上、今まで治療してきた続きを資料や依頼書なしで継続するのは難しい。
だから、結局あまり批判的ではないような意見を述べたり、アドバイスをしたりする程度にしかならない。
それでは、相談者は不満なのかもしれないが、それ以上に踏み込めないのが現実であろう。
矯正相談