今日は25歳の男性が再度相談にいらした。
その患者さんは昨年夏に顎関節の症状と咬み合わせの問題について相談に来た。
顎関節の症状としては、口が大きく開かなかったり開くときに痛かったりする。
咬合の状態は前歯部の咬み合わせが非常に深く左臼歯部はすべて鋏状咬合で非常に深い状態であった。
そこで顎関節症と顎変形症の相談もかねて横浜労災病院に依頼した。
そこでレントゲン、MRIで診断を受けSprint療法にて症状が軽減したという。
そこで矯正治療について再度相談するために今日来院することとなった。
まだ矯正の検査もしいないが、なかなか難しそうである事はすぐにわかる。
左側の鋏状咬合は矯正だけでは治療が困難のように感ずる。
外科的に修正してもらうと矯正は容易になる 。
しかし、それのみの手術の場合には健康保険が適用にならない。
なかなか難しい状態だが、患者さんに強い矯正治療の希望があればなんとか応えたいと考えている。